カジノ法案はいつ通過をするのか

カジノの設置をする場合、パチンコ店を開業するような感覚で設置をしていくことはできません。設置のためには、事前にカジノに関する法律を通す必要があり、その法案が現在審議をなされています。一時、カジノ法案が通ったかのような報道がありましたが、いわばカジノ法案を用意して話し合いを進めていきましょうという意味合いのものであり、準備段階は終わり、次の段階へ進んでいこうというものです。そのため、これからがいよいよカジノ法案が通るかどうかの瀬戸際といったところです。決めるべきこと、解決しなければならないことが多く、反発も多いことから、慎重に話し合いを進めていくだけでなく、懸念されているマネーロンダリングや反社会的団体の介入を防ぐ方策などを盛り込んでいくことが求められています。

こうなると注目されるのはいつ成立するのかですが、他の法案の兼ね合いというのが実情です。日本政府が何が何でもカジノ法案を通さなければならないという気概で臨めば、こうしたものはすぐに採択され、衆議院、参議院で過半数以上を握っていることから、すぐに成立することは確実です。しかし、憲法をめぐる話し合いだけでなく、国際社会をめぐる課題、はたまた暮らしに直結する問題など、色々とやるべきことがあります。そんな中、カジノを優先的に取り扱うというのは難しく、いつ通るのかという見通しも立たないのが実情です。また、政治家への便宜を図る動きなどもあり、混乱を招くのは間違いなく、タイムリミットは迫っているのも事実です。その狭間で、いつになったら成立するのかというのは不透明な情勢となっています。

法律が制定されれば、すぐにカジノが設置できるわけではありません。今度はどこに設置をするのかという話し合いにもなります。そして、そもそもどこが運営をするのかというのも法律が決まり、設置される自治体が決まってからの話し合いということになります。そのため、本格的に営業が始まるのは制定されてから数年後ということになります。目標としては、2020年の東京オリンピックあたり、もしくはそれ以降に発生することが懸念されている不況のタイミングで開業できれば、日本の経済も活性化することは確実です。ただ、その時期に開業をするにしても、そろそろ通さないことにはタイムスケジュールが狂ってしまいます。国民に問いかけ、本当に必要かどうかというのを問うてみて、そこで支持を集めていき、世論の力で決めていくというのも考えられます。